実際に娯楽・流通のために人を殺した映像だというスナッフフィルムは、現時点(2007年)では表面化したことがなく、都市伝説やモラル・パニックに類するものである。しかしホラー映画や小説などの題材としては数多く扱われている。こうした映画は、観客の欲情に訴えるゆえに本質的にポルノグラフィーの一種だとする定義もある
スナッフフィルムという言葉が初めて使われたのは、1971年に出版されたエド・サンダーソンが書いたマンソンファミリーを扱った書籍である。その本の中でサンダーソンはインタビューを行っているが、そのインタビュー対象者は実際にはスナッフフィルムを見てはいない。その後、知名度を得たスナッフフィルムは、様々な作品の題材に取り上げられている。特に1975年のモンド映画『スナッフ』は実際のスナッフフィルムとの触れ込みで公開されたことで有名である。また映画『ギニーピッグ』は実際のスナッフフィルムだとチャーリー・シーンによって勘違いされ、FBIに通報されたというエピソードを持つ。
さまざまな殺人者は殺人の様子をビデオに収めている。たとえばドイツの殺人者アルミン・マイヴェスは殺害の一部始終をビデオに収めている。しかし、これは厳密な意味でのスナッフフィルムに当たらない。なぜなら「娯楽用途に流通させる目的」には当てはまらない為である。




